ページの本文へ

ロジスティードソリューションズ株式会社は、「AutonMate(オートンメート)」の新シリーズをソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、ソニーセミコンダクタソリューションズ)、武蔵精密工業株式会社(以下、武蔵精密工業)と共同で開発しました。販売開始は、2025年10月からの予定です。

従来のAMR向け 3次元センシングでは、測距精度の限界、死角の多さ、複雑な環境での認識精度の低下という課題がありました。これらの技術課題を解消するため、新シリーズでは、ソニーセミコンダクタソリューションズの「Robotics Package」が対応する、3Dセンシングシステム「Multi dToF/RGB LiDAR System」および「dToF Depth Camera」を採用することで、自己位置測位や障害物検知の精度を向上させ、より高精度な自律移動機能を備えたAMRを実現しました。また、武蔵精密工業による省スペース設計により、AMR本体サイズを小型化させ、狭い通路での効率的な搬送が可能となりました。

AutonMateは、ロジスティードグループの物流現場における実運用を通じて得られた知見を製品設計・開発にフィードバックすることにより、安全性の高い搬送を実現し、現場に適したAMRソリューションです。また、生産プロセスの効率化などの徹底したコスト削減により、お客さまの投資対効果向上への寄与にも貢献します。

2025年9月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025 第4回INNOVATION EXPO」にて、実機によるデモンストレーションを実施予定です。


主な新機種の特長は、下記の通りです。

  1. 高精度な自己位置認識
    dToF(direct Time-of-Flight)方式を採用した3Dセンシングシステムにより、広範囲かつ高精度な距離測定が可能となり、従来のセンシングシステムでは困難だった複雑な環境下でも安定した環境認識を実現
  2. コンパクトな設計
    本体サイズ:W550×D770×H200mm(棚・支柱除く)の省スペース設計により、狭い通路での効率的な搬送を実現
  3. さらなる導入コストの低減
    徹底したコスト削減により、お客さまへの投資対効果に寄与

新シリーズAMR本体

<新シリーズAMR本体(写真提供:武蔵精密工業)>

ロジスティードソリューションズは、多種多様なお客さまのニーズに対して、物流改善のノウハウと技術力でお客さまの現場を支えてまいります。

本件に関するお問い合わせ先

ロジスティードソリューションズ株式会社
営業統括部 営業企画部
TEL:03-6263-2598